トイレが地球を救う!?
1996年頃までの大便器の主な出荷品の洗浄水量は13リットルでしたが、今では6リットルの節水便器が主流です。出荷が節水便器に置き替わったことで、年間1,066万m³の節水、また節水量から換算すると年間4千7百トンのCO2削減になります。 (算出方法等については、「節水量・CO2削減量」を参照。また約1,066万m³は東京ドーム8.5杯分です。)
つまり、洗浄水量の少ない最新型の便器に交換するだけで、「節水」だけでなく、「CO2」削減につながります。
ご家庭内で利用される水道水の使用実態

出典:東京都水道局 令和3年度
一般家庭水使用目的別実態調査
左のグラフはご家庭での水の使われ方を示したものです。
トイレでの水使用は風呂に次いで2番目に多くなっています。
これは2021(令和3)年度の東京都水道局の調査によるものですが、2024年の当工業会調査による節水トイレの普及率は約48%と推定されており、順調に伸長しているとはいえ、ようやく半数が見えてきたという状況です。
節水トイレの普及が進むことで、まだまだ水の使用量を少なくすることができ、環境に優しい社会の実現に近づくことになります。
ニュースリリース「節水トイレの累計出荷台数が4,000万台を突破」(2024年5月)
節水便器は家計にもやさしい。

※洗浄水量について
各社の洗浄水量が多少異なるため、標準的なモデルとして、10リットル便器︓⼤10リットル・⼩8リットル、8リットル便器:大8リットル・小6リットル、6リットル便器:大6リットル・小:5リットル、で算出しております。※グラフの算出条件
4人家族(男2人、女2人)/1日大1回、小3回※出典:省エネ・防犯推進委員会「省エネ・防犯住宅推進アプローチブック」
1996年ころまでは13リットルだったトイレの洗浄⽔量は、1997年には10リットル、2000年には8リットルに。更に、2006年以降、6リットル以下の節水便器が登場し、2008年には出荷される大便器の主流となりました。一方、工業会の出荷数量から推測すると、多くのご家庭では、1970年代から主流となった13リットル便器が使用されているという結果が見えてきます。
6リットルの節水便器を13リットル便器と比較した場合、節水効果は約60%。
減らせるのは使用水量だけではありません。4人家族の場合、年間約45,260リットルを節水できますから、水道代は年間で約12,000円の節約になります。
※金額試算:東京都水道局265円/㎥(下水道料金込)
タンクの中に異物をいれる
・⽔を⼊れた瓶やペットボトル等異物を⼊れると、ハンドルのチェーン部が引っ掛かるなど内部⾦具の動作を阻害し、洗浄できない、⽔が⽌まらないなどの不具合が⽣じる場合があります。
・異物を⼊れると洗浄⽔量が⾜りなくなり、汚物を流しきれずに便器に詰まるなどの不具合が⽣じ、汚⽔が便器からあふれ、家財に損害を与える恐れがあります。
・レンガや瓶などの固いものの場合には、タンク本体や部品を破損する恐れがあります。

洗浄水量を調節して少なくする
・便器から排出された後の汚物は、建物内の排⽔管を通じ下⽔道へと流れて⾏きます。下⽔道までの枝管が⻑い場合、洗浄⽔量を少なくしたことで排⽔管の詰まりを起こす可能性があります。
・⼤便をしたときは⼤洗浄で流し、⼩洗浄で流さないようにしましょう。洗浄⽔量が少ないため、排⽔管の詰まりを起こす可能性があります。
近年、各社より発売されている節水便器は、従来より少ない数量で基準をクリアするように設計・開発された商品です。お客様独自の節水方法を試すより安全で効率的な節水が実現できる商品となっております。
節水でCO2削減

皆さんが、普段何気なく使用している水道水は、浄水場で飲用できるように処理されます。
また、家庭で使用した水は、下水道を通り、処理場でキレイにして河川に戻します。
この2つの処理を行う時に使用する電力。
つまり、ご家庭で使用する水道水の量を減らすことで、「節水」⇒「節電」⇒「CO2削減」になります。
節水量・CO2削減量
1年間の節水トイレ (※) 出荷による節水貢献量は・・・
※6リットルを想定(公共施設やオフィスなど非住宅のトイレも含む)
算定方法・根拠の追加
【算定方法・根拠】
● 節水量
市場ストックの平均的な洗浄水量の大便器(当工業会推計値)と節水形大便器※の一台当たりの年間洗浄水量の差に、一年間に出荷した節水形便器の台数を乗じて試算。※すべての節水形便器を大洗浄6リットル、小洗浄5リットルの大便器として試算。
●CO2削減量
上記節水量に水のCO2換算係数(0.44kgCO2/㎥:2024年公表値)を用いて試算。