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高齢社会の住宅トイレ

シニア世代のトイレリフォーム

総務省人口推計(2017年10月1日)によれば、日本の高齢化率は25%を超え、現在4人に1人が65才以上の高齢者という時代になっています。
住み慣れた家に長く暮らす際の配慮として、「トイレと寝室の動線を近くする」「動作に必要な空間を確保する」「使いやすい器具を選択する」「手すりが取り付けられるように下地材を施しておく」などがあげられます。
あらかじめ準備をしておくことで身体能力の低下で支援が必要になった際、自立・介助に適したリフォームが行いやすくなります。
超高齢社会(高齢化率21%以上)の住宅トイレに関する様々な情報をご紹介します。

資料:棒グラフと実践の高齢化率については、2015年までは総務省「国税調査」、2017年は総務省「人口推計」(平成29年10月1日確定値)、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。点線と破線の高齢化率については、それぞれ「日本の将来推計人口(平成9年推計)」の中位仮定、「日本の将来推計人口(平成24年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による、推計時点における将来推計結果である。 (注1)2017年以降の年齢階級別人口は、総務省統計局「平成27年国勢調査 年齢・国籍負傷をあん分した人口(参考表)」による年齢不詳をあん分した人口に基づいて算出されていることから、年齢不詳は存在しない。なお、1950年~2015年の高齢化率の算出には分母から年齢不詳を除いている。 (注2)年齢別の結果からは、沖縄県の昭和25年70歳以上の外国人136人(男55人、女81人)及び昭和30年70歳以上23,328人(男 8,090人、女 15,238人)を除いている。 (注3)将来人口推計とは、基準時点までに得られた人口学的データに基づき、それまでの傾向、趨勢を将来に向けて投影するものである。基準時点以降の構造的な変化等により、推計以降に得られる実績や新たな将来推計との間には乖離が生じうるものであり、将来推計人口はこのような実績等を踏まえて定期的に見直すこととしている。 ※出典:内閣府「高齢化の推移と将来推計」

転ばぬ先の杖 50~60才代のトイレリフォームのポイント

65才以上が高齢者と言われても、まだまだ元気でピンと来ないという方がほとんどなのではないでしょうか。実際、文部科学省の調査によれば、高齢者の体力は年々向上し70歳代では15年間で5歳若返っているとか。一方で80才以上では要介護認定率が3割を超えるというデータもあり、将来に備えるリフォームという視点が大切です。

移動のしやすさと転倒防止

まずは、「トイレへの移動のしやすさ」「転倒を防ぐ」などの安全配慮を考えましょう。
入り口の段差解消、洋式便器への取り替え、手すりが基本です。
今必要ない場合でも、手すりが後から取り付けられるように、下地を入れておくと、手すりが必要になった時に役立ちます。

ゆとりある広さのトイレとは

杖などの補助器具や車いすの利用に備え、ゆとりある広さのトイレに使いやすい器具を選んでおきましょう。
【便器横寸法】横から腰をかがめて介助するスペースのおすすめは、便器横に500mm以上です。

手すりをつける

健康な人にとっても、足腰が痛い時、風邪をひいてふらついた時などに体を支えるものとしてあると便利な器具のひとつです。
家族誰もが使う場面がありますので、まずは便器横に手すりをつけてみましょう。
「縦手すり」は立ち座りを、「横手すり」は伝い歩きや座る姿勢を安定させるのに有効です。
※手すりを設置する箇所に十分な強度が確保されているか、施工業者に確認するなどしましょう。下地の無い箇所に設置すると、使用中の脱落など危険です。

温水洗浄便座

例えば、身体状況によって毎日入浴できない場合でも、温水洗浄便座があれば、おしりを清潔に保つことができます。

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