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温水洗浄便座の省エネ

温水洗浄便座とは、「温水でおしりを洗浄する機能を有した便座」のことです。
温水洗浄便座の普及率は2016年3月に80%を超え、多くのご家庭で使用されています。省エネ性能に優れた温水洗浄便座は、電気料金がおトクになるだけでなくCO2削減にも繋がります。
ここでは、温水洗浄便座の省エネと上手な選び方・使い方について紹介します。

省エネが進む温水洗浄便座

温水洗浄便座の普及率の比較

温水洗浄便座の普及率は2016年3月に80%を超え、パソコンよりも普及率が高くなっています。

■温水洗浄便座の普及率の比較

※出典:内閣府消費動向調査(二人以上の世帯)

温水洗浄便座のエネルギー消費量

ご家庭にある製品の中でも見過ごされがちな温水洗浄便座。
温水洗浄便座のエネルギー消費量(年間消費電力量)は、各社省エネ技術が進み、最新の製品では、便座や温水を使う時だけ瞬間的に暖めることで、省エネ性能を高めている製品が発売されております。

出典:平成30年度電力需給対策広報調査事業の結果より作成 経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」

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温水洗浄便座の種類

温水洗浄便座には洗浄水を温める方式が2種類あります。

貯湯式

タンクの中の水をヒーターで温める方式で、一度にたっぷりの温水で洗浄することができますが、温水を保温するための電力が必要となります。

貯湯式

タンクがなく、使用の度に水を瞬間湯沸器で温めます。温水を保温する電力は不要のため、"貯湯式"より消費電力は小さくなりますが、温水の量が限られます。また瞬間的に大きな電力を必要とします。

年間消費電力量や電気料金の違いを比べてみましょう

年間消費電力量の比較

年間消費電力量とは、温水洗浄便座を家庭での平均的な方法で使用したときの1年間に消費する電力量です。

■2008年の温水洗浄便座との年間消費電力の比較

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2008年冬版」「省エネ性能カタログ2023年版」に記載の機種一覧における単純平均値

電気代の目安

最も省エネ性能の優れた温水洗浄便座を使用した場合の電気代の目安です。

出典: 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2022年版の年間消費電力量に基づき、
新電力料金目安単価を31円/kWh(税込) として試算しています。
(電力会社ならびにご家庭の使用電力によって異なります。)

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各社技術開発を進め、省エネ達成基準をクリアした商品をラインナップ。

温水洗浄便座の最新情報は、各社のサイトにてご覧いただけます。

  • アサヒ衛陶株式会社
  • 株式会社LIXIL
  • ジャニス工業株式会社
  • 株式会社TOTO
  • パナソニック株式会社
  • SANEI株式会社
  • 東芝ライフスタイル株式会社