JIS(日本産業規格)とは、我が国の産業標準化の促進を目的とする産業標準化法(昭和24年法律第185号。)に基づき制定される任意の国家規格です。
なお、JISが法令の技術基準などに引用される場合には、強制力を持つことになります。
※令和元年7月1日の法改正によって工業標準化法から産業標準化法へと名称が変更になりました。
- ・JIS A 5207:2022 衛生器具 -便器・洗面器類 (原案作成団体:(一社)日本レストルーム工業会)
- ・JIS A 4422:2011 温水洗浄便座 (原案作成団体:(一社)日本レストルーム工業会)
- ・JIS C 9335-2-84:2019 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性-第2-84部:トイレ機器の個別要求事項(原案作成団体:(一財)日本規格協会、(一社)日本レストルーム工業会)
また、以下の規格の原案作成に協力しています。
- ・JIS S 0103:2018 消費者用図記号(原案作成団体:(一財)日本規格協会)
- ・JIS Z 8210:2019 案内用図記号(原案作成団体:(一財)日本規格協会)
- ・JIS S 0026:2007 高齢者・障害者配慮設計指針-公共トイレにおける便房内操作部(便器洗浄ボタン及び呼出ボタン)の形状、色、配置及び器具の配置(原案作成団体:(一財)日本規格協会、(公財)共用品推進機構)
JISは、A4サイズの「規格表」として、「(一財)日本規格協会」から出版されており、同協会から入手できます。
また、「日本産業標準調査会(JISC)」HPの
データベースの「JIS検索」画面より閲覧が可能です。
JIS C 9335-2-84改正と別表第十二への採用について(2020年10月)
JIS C 9335-2-84は、2019年9月20日に電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の別表第八の基準のうち、対応する国際規格に規定がない試験方法及び表示方法、並びに我が国独自の事情による要求事項を配慮しつつ、基準を追加することによって、温水洗浄便座の安全性を更に向上させることを目的に、改正されました。更に、2020年10月1日電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の別表第十二(国際規格等に準拠した基準)の整合規格として採用されました。別表第十二への採用につきましては、経済産業省の電気用品安全法のサイトをご覧下さい。
- 経済産業省:電気用品安全法ページへ※「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部改正(整合規格の採用)について」(平成30年5月25日)をご覧ください。
JIS S 0103(消費者用図記号)改正について(2018年12月)
JIS S 0103は、2018年12月20日に改正されました。
2017年1月に当工業会が策定したトイレ操作パネルの標準ピクトグラム(図記号)8種類のうち、7種類のピクトグラムがJISに追加・変更登録されました。
JIS Z 8210(案内用図記号)改正について(2019年2月)
JIS Z 8210は、2019年2月20日に改正されました。
「洋風便器」「和風便器」「温水洗浄便座」の3つの案内用図記号がJISに追加登録されました。
JIS S 0026(高齢者・障害者用配慮設計指針)について(2007年3月)
設備機器の使いやすい配置基準を定めた JIS S 0026 が2007年3月に制定されました。