研究など(インタビュー)

感染症の予防と消毒・滅菌の専門家に訊く

一般社団法人日本レストルーム工業会では、第一線で活躍される感染症の予防と消毒・滅菌の専門家に、トイレにおける腸管感染症(主にノロウイルス)の感染リスクと対策についてお訊きしました。

山陽小野田市立 山口東京理科大学 薬学部 教授 尾家 重治先生

秋から冬に向かう頃、目立つのが「ノロウイルス」の集団発生(アウトブレイク)報道です。一次感染源として牡蠣の生食にリスクがあることは一般的に知られていますが、流行の要因は学校給食や仕出し弁当などの調理中の二次汚染。家庭内でもトイレなどで家族間に感染するという報道も繰り返されています。感染症の予防と消毒・滅菌に関する日本の権威のお一人である尾家重治先生に、予防対策についてお話をうかがいました。