2050年カーボンニュートラル実現に向けたビジョン
日本レストルーム工業会は、これまで持続的な発展を通じて、世界中の人たちの生活文化の向上に貢献してきました。
今後も、安全で使いやすく環境にやさしい快適なレストルーム空間の提供を通じて、
持続可能な社会の実現に取り組んで参ります。
●これまでのCO2排出削減活動およびビジョン設定に至る経緯
当工業会は、事業活動において、最もエネルギー消費量の多い焼成窯の燃料転換にいち早く着手完了させました。また、低炭素社会実行計画では、2020年、2030年の削減目標を設定し、
国内事業活動からの排出抑制に努めてきました。
今後は、政府が表明した「2050年までにカーボンニュートラル社会の実現」に貢献するため、
経団連のカーボンニュートラル行動計画のもと、一層のCO2削減に努めます。
【第1の柱】(国内事業活動からの排出抑制)
経団連のカーボンニュートラル行動計画に基づき、2030年の目標を設定し、
国内事業活動からの排出抑制に努めるとともに、日本政府が掲げる温暖化対策計画に資する。
【第2の柱】(主体間連携の強化)
節水形便器や省エネ型の温水洗浄便座の普及拡大により、家庭部門と業務その他部門など
使用時のCO2削減に貢献する。
【第3の柱】(国際貢献の推進)
節水形便器の普及拡大により、海外における使用時のCO2削減に貢献する。
【第4の柱】(2050年カーボンニュートラルに向けた革新的技術の開発)
他業界で検討が進んでいるカーボンニュートラルに向けた革新的技術を
工業会各社の衛生陶器の生産や事業活動等に応用し、実用化を目指す。